~プロローグ~

8/8
前へ
/30ページ
次へ
~一番隊隊舎~ 元柳斎「火急である!ついさっき四大瀞霊門にて異常な霊圧が確認された」 桐生「…総隊長」 元柳斎「…何じゃ?」 桐生「その異常な霊圧について他に情報は在りませんか?」 涅「その事についてはワタシから説明するヨ…」 涅が一歩前に出て言う。 涅「先ず、あそこまで接近されるまで霊圧が感じ取れなかったのは、恐らく霊圧を隠すことができる何かを身につけて居たんだろう…そして霊圧が急に感じ取れる様になったのはそれを外したからではないか、と考えている。」 京楽「完全に霊圧を隠すことが出来る物なんてあるのかい?」 涅「否定は出来ないヨ…現に浦原喜助は霊圧を完全に遮断する外套を作り出している。可能性として有り得ない事ではない」 カンッ 杖の音が隊首会会場に鳴り響く 元柳斎「各隊隊長及び副隊長に命ずる!霊圧の発生源を調査せよ!相手は少なくとも隊長格並の霊圧が有ると思われる!四番隊の隊士は怪我人に備え、隊舎で待機せよ!」 それぞれ頷き、瞬歩でその場を去る。 -この事件によって平和な日々は終わり、再び尸魂界及び空座町は戦乱の渦に巻き込まれて行く-
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

111人が本棚に入れています
本棚に追加