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‐side 一美‐
今私はオダカ先輩の家の目の前にいる
オダカ先輩の実家はお金持ちで、息子の為に高級マンションに住ませてるそうだ
こんな引きこもり息子でも大事なんだな
ガチャッガチャガチャ
開けて中に入ろうとしたが、中からドアロックがしてあって入れない
「尾高先輩、最上です
開けてください」
シン…
「開けないなら、“実力行使”で行きますよ?」
私は足に付けてるホルスターに手を伸ばす
パタン
不意に扉が閉まった
「!」
ホルスターからハンドガンを取り出し、扉に向けて構える
今、誰の手も見えなかった…
カチャッ
そして、扉から音がする
おそらく、ドアロックが外されたのだろう
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