15人が本棚に入れています
本棚に追加
「先日、アドレスを教えてくれ
と頼まれたんでな」
「ええ!?教えたの?
それって最上さんに気があるからじゃ…」
もしかして浮気?
リコに知られたら怒りそうだ
「土下座させた」
リコ本当に怒りそうだ
「頭踏んだら、喜んでいた」
リコがぶちギレそうだ
「アドレスをTSに送ったあと、TS逆パカした」
もうやめて
リコそこまで怒ってないから
「そのあと、暗号化させたアドレス(1000ピカラット相当)で渡したんだが
チッ
どうやら解いたみたいだな」
アンタ鬼か
つかオダカ先輩必死だな
1000ピカラット相当の暗号ってかなり難しいんじゃね?
そして舌打ちしない
「で、何のゲーム送られて来たの?」
最上さんは顔をしかめながら答える
「ファミコンクラスのグラフィックで出来たRPGのようだ
タイトルがバグのせいで解らないし、
ゲーム画面もところどころバグってて気持ち悪い」
なるほど、確かに気持ち悪い
俺は横から最上さんのTSの画面を見つめて頷いた
「これを見ると思い出す
作者が小学校の頃ファミコンのド〇クエⅢをした時に、モンスターがバグって
全てのモンスターが壁の模様になり
作者が『壁壁マン』と名付けて恐れた事を」
「そんな本人にしか分からないようなマニアック身内ネタされても困るんだけどな、俺も読者も」
最初のコメントを投稿しよう!