アトナノカ

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「アンタ達何してんの?」 そう言って僕に話しかけて来た黒髪の女性 「あ、リコおはよう」 「おはよう、リコ」 彼女の名前はリコ 先ほど述べた通り、オダカ先輩の彼女だ 「あれ?一美、そのゲーム…」 そう言うとリコは最上さんのTSを覗き込む 「私がオダカから送られて来たゲームと一緒ね」 「…ああ、先ほど“知り合い”から送られて来たんだ」 オダカと言わなかったのは 最上さんなりの優しさだろうか? 「そのゲーム、一週間でクリアしないと死ぬって噂なんでしょ?」 「マジ?」 僕はチラリと最上さんを見る ソレを配信されたって事は最上さんも… 「オダカが「呪われたゲームだよ」って言ってたわよ」 「ほう…」 何でそんなゲーム送ったんだよ最上さん! 最上さんから黒いの出てるよ! その笑顔怖い怖い怖い! 「余程私に構ってほしいようだな あの犬は… ククッ…」 どSスイッチ入りましたー リコちゃんに聞こえないように言いましたー でも俺は聞こえちゃいましたー 助けてー
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