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「離して!!」
女は必死に抵抗するが男の力が強くて振り払うことができないみたいだ
「何してるんです!?」
私は堂々と立ち男に声を上げ睨み付けた
「なんだてめぇは？」
男は女から視線を逸らし私を見た
「嫌がっている女を力強くで連れていくなんて見過ごせません！」
「何だと、このガキが」
男は私の言葉に腹を立てたのか刀を抜いた
その時に女は解放され私の後ろに来た
（私も刀を持たないと…でも、戦えるのかな？）
私は不安を抱きながらも刀に手を掛けた
どちらかが動いた時には決着がつくまで気を抜いてはいけない
私は神経を集中させた
「ハァッ！」
男が先手を取り近づいて来る
「たぁっ！」
私は素早く刀を抜く力で上から振り落としてくる男の刀を弾いた
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