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「よしじゃあその女子」
「はい!、えっと、校長先生のその目はどうしてそれなんですか?」
「眼球が無いからです。はい次。そこの男子」
「眼球が無いってどういう事っすか?」
「持ってかれました。はい次、そこの女子」
「どうして持ってかれてしまったんですか?」
「ヒ・ミ・ツ。おいおい打合わせでもしてんのか?
その事以外で質問ある子。はいその女子」
「校長先生は何で騎士団服を着てるんですか?」
「先生は第11騎士団の団長です。
はい次。そこの男子」
「何と契約してるんですか?」
「シャドウパニッシュシルフイフリートウンディーネです。
はぁ、一息で言うもんじゃねえな。
ほいそこの女子」
「どうやってそんなに契約できたんですか?」
「ん~、友達だからかな。
はい次、そこの男子」
「先生と戦ってみたいです」
ほぉ、面白い奴もいるもんだ
交戦的な目の中には、しっかりと優しさが見受けられる
純粋に、強い相手と戦いたい奴みたいだな
「よぉし、後で相手してやるぜ。
はい次。そこの女子…っと、後でだってば」
ダンッ!「グッ!!」
殴りかかって来たその男子を片手でいなし、次の女子をさす
「え、えと」ドン!!「先生はいくつですか?」
ズダンッ!
「先生は2…じゃなかった33歳です」26だけどな
「はい次、」ガッ!「そこの男子」
「そいつ邪」ドズン!「じゃ無いですか?」
「大丈夫、後で叱るから。
ほいそこの…テスラか。どした?」
「やり過ぎると両親に怒られちゃうよ?」
「でも黙って殴られる俺では無いのであった」
「チクショー!、この顔布野郎!、何で見えてんだよ!!」
「残念ながらもう締め切りなんでな。
じゃ、これからの学校生活、楽しんでくれ。テスラも言う事聞くんだぞ。あとそのつけてる腕輪は宝具だから。
レイ、任せた」
『すごい爆弾残したね。まぁ良いや、お仕事頑張って』
レイがテスラの腕輪から出てくる。
そしてその小さな手を振った。
俺も手を振り返してその場から去った
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