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チクショー、あの野郎…!
何で見えてんだよクソ!
あの校長が爆弾を落としてくれたおかげで、俺が注目される事はなく、テスラと呼ばれる校長の娘に大勢がつめかけていた
もしかしたら俺が注目されないようにしてくれたのかもしれない
…逆にムカつく!!
はぁーあ、腕には自信あったのによ……
自信喪失、ってやつだな
しっかし、あれが宝具か…
しかも聖霊つき
それだけ、あいつの心は澄んでるって事だ
俺も欲しいな…、ソウルウェポン
学生は原則ギルドへの登録は例外を除いて禁止となっている
なんでも、勉強に身が入らないからだそうだ
知らんがね
残念ながら俺はその例外に入ってる
小さい時に、突然強盗に襲われて、二人共死んじまった
だから俺は一人で金を稼ぐためにギルド契約結んでいる
因みにランクは5
俺の年代じゃ、上々だ
どうせあいつも強くなったのは騎士団に入ってからなんだろうよ
騎士団の援助のお陰で、あんなに契約出来たんだ
友達なんて嘘に決まってる
大体、精霊ととm「ねえねえ、大丈夫?」
「あぁ?」
いつのまにか目の前にテスラって奴が居た
「何がだよ」
「ほら、めっためたにされてたから」
「っるせぇ、ほっとけ」
「でもあたしのお父さん強いでしょ」
「……はぁ、あぁ、強えな。でも、俺ぐらいの歳からあんな強かった訳じゃねえだろ。絶対騎士団に入ってからだろ」
「ううん、違うんだなぁそれが。ホントの事教えてあげよっか」
白い髪を揺らしてニヤニヤとするテスラ
なんだよホントの事って
なんか隠し事でもあんのか?、あの校長
「教えろよ」
「ん~、じゃあちょっと条件つきで」
「…場合による」
「じゃあいっかいクエスト連れてって」
「へ?」
お願い!、と手を合わせてぎゅっと目をつぶった
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