大変な三日目(・・;)

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「で、何にするんだ?奢ってやるよ」 「本当ですか?なら血の滴る、唐揚げ定食で」 こんがり揚げてるのに血のしたたるってどういう意味だよ。 俺は食券を購入し、おばちゃんに渡した。 ちょっと待ったがすぐに出来上がった。 「いゃぁ、美味しそうですね」 「ていうか魔王さん、こっちにくる前はどんな物を食べてたんですか?」 「いたって普通ですよ」 「生肉とか、人の血とか?」 「何言ってるんですか、私が好きなのは、サバの味噌煮ですよ」 超庶民的だったぁぁぁぁΣ( ̄□ ̄;) 「あと、鰤の照り焼きとか、さんまのひらき、鯛のお刺身とかも好きですね」 まさかの魚好きだぁぁぁ。ぎょぎょぉぉ・ ・( □ ;) 「やっぱり蟹鍋がいちばんですね」 「なんで海の幸ばっかりなんだよ」 「いやぁ、魔界って北〇道にめちゃくちゃ近いんですよ」 まさかの事実発覚!! 「で、漁の手伝いしている内に好きになったんですよ」 なんて社交的な魔王何でしょう。多くの「フハハハ、人間どもを殺してやるぅぅ」的なこと言ってるRPG作品の魔王に聞かせてやりてぇよ(・・;)
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