一目惚れ

3/3
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
時を遡る…。 僕 坂木野ケンジは恋をした。 それはもう半端ないくらいときめいた。 彼女と出会ったのはつい先日。 それは僕が放課後、教室で本を読んでいた時のこと…。 ――――― ――― ― ガラガラッ 「んじゃなぁ!皆」 「じゃあーなーたくみ」 放課後の教室ではさよならの言葉が飛び交う。 「バイバイっユイ」 「また明日ねっチグサ」 この時はまだ、こんなに胸が揺らぐなんて思ってもなかった。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!