4月1日

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---空サイド--- 「見た?!冬夜さんの驚いた顔!」 海羅はどうやら楽しくって仕方ないらしい。 「めちゃくちゃキョドってたよな!?」 「たまには冬夜さんを困らせるのも良いかもね」 「まぁな。 これであまり悪戯しなくなるんじゃない?」 ブーブーブー 俺のポケットで携帯が震えた。 冬夜さんからメール。 【海羅は俺の娘だ!!】 はぁ? 何このメール? そんなの知ってるって。 あれ? まだ下に続きがある。 【海羅は空にはやらねーーー!!!】 ギャーーーーーー!!!! 困る、それは困る!! 慌てている俺からひょいと携帯を取った海羅。 「まだ続きあるよ?」 へ? 「ほらっ」 そういって海羅は俺にディスプレイを見せた。 【うっそーー!ビビッタ?】 はぁ……? 冬夜さんを騙した俺が、逆に騙された。 悪戯好きと言うか、人をからかうのが好きというか。 この人は死ぬまで このままなんだろうな。 それまで俺は振り回されるって事……? それは………勘弁!! END
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