4月1日

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「そんなこと言ったら、 空だって他人じゃん?」 「うっわぁ~、ひでーよ! 冬夜さん!! 」 空は玄関を上がって 俺の肩をグラグラと揺らす。 「だって他人じゃん?」 「これから家族になるんです!」 おおー…。 よくそんな恥ずかしいセリフが言えるよな…。 「まぁ、いいや」 俺はリビングに向かった。 その後を付いてくる空と海羅。 こそこそ耳打ちをしている。 イチャイチャするなら家でやれって。 「お帰りなさいませ、海羅様」 飛龍家の執事の楠木が頭をさげた。
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