絶望からのキッカケ

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あの時は 自分がしてしまったことに 後悔しまくって でも後悔したところで 何も変わらなくて 絶望しかなかったし 現実を受け止めるしかなかった。 私がしてしまったことは 大事な人を 裏切ってしまったこと。 でも不可抗力だった。 その時はそう思っていた。 でも違った…… 『後悔しろや。 誰もお前に 同情なんかせんぞ。 お前の周りにいる 上辺だけの友達は 可哀相とか 最悪やなとか 言うかもしれん。 それがお前にとって なんの為になんねん? 誰のせいでもない。 お前のせいや。 自業自得やねん。 どんな状況でも 後悔するようなことにならんやつわならん。 そんな女になれや。 今のお前では 幸せになれへんで。 リセットすることばっかり覚えんなよ。 これからお前が どう動こうが勝手やけど 現実は変えられへん。 後悔したことだけは 忘れんなよ。 どんだけ強がっても お前は所詮女や… 大事にされる女になれよ。』 そう言われて気付いた。 自分の罪の重さ……
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