魔神、竜になる。

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「…何だお前。」 訝しげな顔でジッと見られて思わず背筋が伸びる。 っていうかそのセリフ。 そのままお返ししたいんですけど…。 「あ、あなたこそ…誰!?」 「は?俺様は…」 ふと、男の子の視線が私の手元の本に移る。 その目が一気に見開かれて、男の子が盛大にため息をついた。
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