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「周藤ーナンパに行こうぜ!」
千里の幼馴染の坂本浬音(さかもとりおん)はいった。
「・・・一人でやってろ・・」
授業が終わり、すでに放課後になっていた。
千里は、かばんを持つと、教室を出ようと席を立った。
「まぁ待てよ」
浬音に肩をつかまれ、くるりと首だけ動かし、浬音を見た。
「俺だけじゃダメだってこと知ってるくせにぃ~」
にやりと笑い、浬音は千里に言った。
「そうと決まれば東稚粋(ひがしちいき)公園に出発だ!!」
まだいいとは一言も言ってない千里を無理矢理公園へと連れ出した。
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