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「足軽大将の分際で拙者に物申すとは…!義元様からの恩恵が無ければ斬り捨てているとこだ!」
「申し訳ありません。お許しを…」
一真は面倒になる前に
頭を下げた。
(無能な奴め…)
元政は怒りが収まったのか
その場を後にした。
そして、話し合いの末
総攻撃をすると決定した。
氏真の援軍が到着する前に
大手門を取り返すことが
急務とされた。
今川兵の雄叫びが城内に
響き渡る。
一真と涼も気を
引き締めるのだった。
「突撃ー!!」
朝泰が叫ぶと同時に
今川兵は槍を構え走っていく。
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