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侍たちはは2人の周りを回りながら、槍を構えていた。
すると、
そのうちの人が叫んだ。
「早く答えよ!さもなくば叩き斬るぞ!」
「あぁあ!?」
涼は侍を睨み付けたが
全く怯む様子がない。
一真は必死に考えていた。
(侍…織田…赤鳥…)
一真の脳裏にある
言葉が浮かんだ。
(まさか…、一か八か試してみるか…)
一真は膝をついて頭を深々と下げて言った。
「滅相もない!織田の手先ではございません!我々は浪人。義元様のお力になりたく参りました!」
突然のことで涼は目を点にしていた。
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