黄色い線

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「ちょっと!!危ないっ」 驚いた。 本気で驚いたので、恥ずかしいことに、あからさまに肩がびくっと震えた。 怒られたのだと分かって、たちまち罪悪感が沸いた俺は、半歩下がって黄色い線の内側に舞い戻る。 同時に、すっかり意識は現実に引き戻されてしまった。
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