黄色い線
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その時、駅の古ぼけたアナウンスが、ホームいっぱいに響き渡って、俺は足を止めた。 「まもなく―――1番線を―――電車が通過します。―――危ないですから―――黄色い線の内側まで―――下がってお待ち下さい」(なんだ通過か・・・) 一息ついて、そしてまた俺は悪い考えに思い至る。 黄色い線の外側で、電車を迎えてみようか、と。 今度のスリルは、きっとさっきの比にならないだろう。
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