交錯する思い 【姫菜side】

5/6

15人が本棚に入れています
本棚に追加
/62ページ
「えぇぇぇ!?マジで!?正輝!?蜜柑、正輝のことわかる?」 「あ、うん。仁科正輝くんだよね。」 「そうそう!いつから?いつから好きなの?」 「中1。ずっと幼なじみだと思ってたのにいつの間にか恋愛感情で好きだなぁって。」 倫子が正輝に恋してたなんて! でも恋する倫子かわいい。 「私超応援する!協力するから!ねっ蜜柑♪」 「はい。」 蜜柑がにっこり言った。 「じゃぁ最後は蜜柑だね。」 倫子が蜜柑に言った。 「わ、私は……」 蜜柑が恥ずかしそうにモジモジしている。 蜜柑って女のコって感じでかわいいな。 「言っちゃえ言っちゃえー」 私は蜜柑を急かした。 「私、実は付き合ってる人がいるんです!」 「「えぇぇぇ!?」」 驚きだった。 「ほ、本当に?」 「はい…。」 「凄いじゃん!」 「うん凄い!」 「もしかして、他校の人?」
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加