2人が本棚に入れています
本棚に追加
家に帰ると、
制服を脱ぎ部屋着に
着替えた。
ほっとして
ベットに横たわっていると、
「ほなつーっ、ごはん!!」
大きな声で一階から
お母さんが怒鳴った。
私は急いでハンガーに
制服を掛け
階段を降りる。
「早く支度手伝って、今日はお父さんが帰ってくるから」
「あ。わかったぁー」
私のお父さんは海外出張が
多くて、
たまにしか帰って来ない。
だからお母さんは
上機嫌で夕食の支度をしている。
リビングにあるテレビでは、
丁度、
バラエティー番組がやっている。
私はテーブルを布巾で拭く。
そして、
夕ご飯の支度ができた頃
ただいま!!と威勢のいい声で
お父さんが帰って来た。
そして弟の冬哉が
だるそうに一階に
降りてくる。
「今日の夕食なに?。」
冬哉が頭を書きながら
お母さんに聞く。
「今日は、肉じゃがよー。」
お母さんがお父さんの
鞄を持ち歩きながら
冬哉に言う。
「やったね。俺肉じゃが好き」
冬哉が嬉しそうに言う。
みんながリビングに
集結し、席に座る。
「「「「いただきます」」」」
みんな一斉にして
ご飯を口に運ぶ
時々美味しいとか
呟いている。
「「「「ご馳走様でした」」」」
その合図と同時に
私は明るいリビングから
2階の自分の部屋へと
向かった。
_
最初のコメントを投稿しよう!