-友達-

2/5
前へ
/12ページ
次へ
冷たい空気の中で、 布団は太陽のように ぽかぽかしていて 暖かい。 私はこの悪魔のせいで いつも遅刻しそうになる。 でも早く行きたいという 気持ちの裏でもう少しという 気持ちがあるのも複雑だ。 いつものようにアラームがなる。 一つ寝返りを打つ 私は時計を凝視した。 「ぁああっ!!もうこんな時間ー!!なんで起きれなかったんだ...。」 自分で自分が恥ずかしい そんなに落ち込んでも いられないから とりあえず、制服に着替え 急いで学校に向かった。 「あ。穂夏だ!!おっはよう」 「おはよ....」 花梨が私を見つめた。 そして何事もなかったように 「早く準備しろよー。先生きちゃうよっ!!」 と言って自分の席に座った。 _
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加