体温

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気持ちを入れ換えるも夜中のコンビニなんてピークタイムを過ぎれば暇になる 仲良さげだったよな お客さん?こんな時間に何時も何してるんだろうか 先程の光景が頭を過り胸が痛む 「売れっ子ホストは違いますね」 伝票の計算をしながら話しかけてくる菊地 「知ってるの?」 まってました!!と手を止め屈託の無い笑顔を向けられる 「枕営業色恋No.1で有名ですもん」 イケメンってずるいと騒ぐ菊地には悪いがお前の一言は刺激が強すぎた 「お疲れ様」 なんとか仕事をこなし上がりの時間になった瞬間タイムカードを押し外に出た 菊地や交代のスタッフに話しかけられるが兎に角1人になりたかった 「ざーんねん」 楓さんが逃げるように帰った後、唇がニヤリと上がる 嘘は言ってない 全部本当の事を不安定な気持ちに為っているタイミングに言っただけ ざまあみろ 「ふふっ」 可笑しくて堪らない 後は傷付いた楓さんを優しく慰めて俺の事を信用してもらおう あんな奴に渡さない 好きな人を手に入れるなら手段は選ばない 好きな人が望なら駄犬を演じるから だからお願い 少しだけでいいから 俺の事を好きになって
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