1日常『それは突然・・・』

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制服に着替えたオレは、寒さで若干冷たくなっている階段を足で感じながら、リビングに向かった。 「オハヨー。今日も春なのに嫌な寒さだねぇ姉貴。」 「もー姉貴って呼んじゃダメ!お姉ちゃんって呼んでよ!」 そう言えば、前は気にしていなかったが、姉貴こと海城零子(カイジョウ レイコ)の外見は、とても俺より1つ年上とは思えないぐらいの童顔で、身長が凄く小さくて、ペッタン・・・ 「秀斗?今失礼なこと言おうとしなかった?」 「いえ・・・何も喋っておりません!ペッタ・・・ふぐ」 ・・・ごほん。危ない危うくペッタンコを口で言うところだった。 用は姉貴は他の人にとって妹に見えるって言うか・・・まぁそんな感じ 因みにペッタンコって言うとキレて、こうやって・・・ 「いたたたた!痛い!肘と顎はつかないから!だから止め・・・痛いい!」 笑顔で、体の部位に地味に痛い技をしてくる。 「まぁいいわ。それより学校遅れちゃうよ?」
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