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「お待たせ~」
彼氏の隣にストンと座るミクはこの光景が目に入っていないのか。
いや、そんなはずがない。
どう考えても店内の視線が釘付けになり、いたたまれないレベルなのだ。
「どしたの?」
いや、ミク。お前がどうした。
そんなこと言える訳もなく、多分私のために空けられた彼の隣のスペースに座るべきか凝視して考えた。
「あ、ゴメン。紹介してなかったね、こっち私の彼氏」
いや、そっちじゃない。
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