彼との出会い

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ザシュッ!! 蒼白い刀身に血が滴り、堕天使の首がずれ落ちる。 それを無表情に見つめる人物… 蒼い瞳、白い髪、六枚の白い翼… ???「相変わらず容赦がないなマリエル。 もと同胞だというのに…」 マリエル「私は神の命に従っただけ、あなたこそ凄い量の返り血ですよセラフィエルさん」 そう答えると血を払い、刀を鞘にしまう。 そう、神への愛と忠誠しか、私には必要ない… 神に仇なす者が居るのであれば、容赦なく切り伏せる。 それが、私達『熾天使』だ。 セラフィエル「頼もしい言葉だな。 そろそろ夜だ、一度本陣に戻れ」 マリエル「わかりました。 一度辺りを偵察してから戻ります」 セラフィエル「わかった、気を付けろよ」 マリエル「了解しました」 そして、私は翼を広げ空に飛び立つ。
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