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マリエル「ん…」
どれ程時間が経ったのだろうか?
身体中に痛みが走る。
どうやら今は何処かのベットで寝ているらしい。
傷の手当てもされていた。
???「あ、気がついた?」
声がした方を見る。
そこには見慣れぬ服を着た男が一人立っていた。
マリエル「貴方は?」
???「僕?
僕はカエデっていうんだ。
よれしく」
そういうと、カエデは私に無邪気な笑顔を見せる。
マリエル「よ、よろしく」
私はそれにぎこちなく返事をした。
他人にこんな風に話されたのは初めてだった。
そして、これが私とカエデの初めての出会いだった。
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