~第1章~ 出会い

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ぎゅっと手をしっかりと握られてしまった 茶髪君はどんどん前を歩く 歩幅の違いもあるのか、少々小走りになる 改札を出て、駅の出口に来た 急に立ち止まる茶髪君 その後ろ姿に勢い良くぶつかたってしまった 珠「っ!あっすみません」 「お前....大丈夫か??」 何に対して大丈夫と言ったのだろうか 珠「あっはい」 そうか...と小さく呟いた茶髪君 「お前、名前なんて言うんだ?」 珠「あっ俺は愛沢珠樹です この度は助けていただいてありがとうございました」 .
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