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ぎゅっと手をしっかりと握られてしまった
茶髪君はどんどん前を歩く
歩幅の違いもあるのか、少々小走りになる
改札を出て、駅の出口に来た
急に立ち止まる茶髪君
その後ろ姿に勢い良くぶつかたってしまった
珠「っ!あっすみません」
「お前....大丈夫か??」
何に対して大丈夫と言ったのだろうか
珠「あっはい」
そうか...と小さく呟いた茶髪君
「お前、名前なんて言うんだ?」
珠「あっ俺は愛沢珠樹です
この度は助けていただいてありがとうございました」
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