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『じゃ… 俺教室戻ります
また遊んで下さい!先輩…』
太陽は微笑み小さく
頭を下げ屋上を後にした
僕は太陽に笑顔で手を振り
ター君を僕は睨んだ
『ター君の機嫌が悪いからって
太陽君に冷たくする事
無いじゃん…』
(あんなに良い子なのに…)
『俺はアイツ…
あんまり好きじゃ無いな』
ター君は座りパンを開けた
『なんで!?
太陽君の事知ってるの?』
『全然知らない』
キッパリと言うター君に
僕は呆れ顔になる
『でもアイツの笑顔は
偽物臭い…
信用出来ね~んだよ!』
パンを早々と口の中に入れ
ター君は淡々と話す
『そんな事… 』
そんな事無いよ…
仲良くして欲しいって
生懸命言った時の顔…
安心した笑顔…
(…偽物なんかじゃ無かったよ)
ちゃんと説明出来ない
自分に腹が立つ
なんか悲しい…
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