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「ん…」
目が覚めるともう外は明るくなっていた。
寝返りをうつと、目の前には裕翔くんの顔。
「さむ...」
あの後服着たっけ、なんて布団の中に潜るとおれはどでかいパジャマを着ているわけで。
「裕翔くん着せてくれたんだ」
ただ自分のパジャマ着せるとか…
おれの服着せろよな。
「山ちゃん…?」
「!」
布団の中から顔を出すと、まだ眠たそうな顔の裕翔くんがふにゃっと笑った。
「なにしてたの?」
「いや…」
「あ、やっぱパジャマ大きかった?」
「!…別に、」
大きいし、すかすかで寒いんだよ。
でもそんな言葉は裕翔くんの笑顔にかき消された。
「山ちゃんの服今日も着るでしょ?
だから寝るときくらいは別なのって思ったんだけど…」
「…誰のせいだよ」
「ごめんごめん。
泊まるつもりなかったのに俺が発情しちゃったからね」
「…っ//ばか!」
恥ずかしくて顔を反らした。
それなのに裕翔くんが両手で俺の顔を包むから、自然と目が合う。
だめだ、心臓がおかしい。
「涼介…」
「っ..//」
「愛してるよ?」
「わ、かってるよ…っ」
「涼介は?」
わかってるくせに。
そんな真面目な顔すんな。
「あい、してる…」
「…あ」
「?」
「勃っちゃった」
「は!?」
「てなわけで、しよっか」
「ちょ、朝だし!
腰痛いからだめ!」
「やーだ」
「や、……んんっ//」
「...は、涼介…」
「ゆうと..っあ…//」
だめだって言ってるのに、手を出してくるのが裕翔くんって人なわけで。
朝から何やってんだよほんと。
…まあ受け入れるおれも同罪か。
すべては、君が好きだから
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甘いの二段目(笑)
秋の季節だからね、甘いのがいいよね。
でもこういうの書いたことないからオチがわからないorz
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