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「エミル=ガブリエフ。先程の行動は感心しない。」
任務から帰還した私達は次の日お休みを頂いた。
涼子ちゃんは朝から用があるらしく私は今、隊長と近くのお店で昼食をとっている。
「うう。二度としません。」
私は一人でお店に来てたのですが窓から隊長が見えたので呼び止めようと窓から身を乗り出した。
「隊ちょおおお!」
乗り出し過ぎて窓から落ちました。
ここまでならまだ笑ってすまされるんですが…
今日の私はフリフリのロングスカートで頭から落ちたのでスカートが捲れ上がってしまって…
隊長に説教されています。
「あの、…隊長も見ましたよね?」
「派手な下着だな。」
…聞くんじゃなかったよ~
「た、隊長。何してたんですか?」
話しを変えましょう。
「用事があってな。もう済ました。」
「じゃあ、今から付きあって下さい!」
「拒否する。」
即答!
前から思ってたけど…
「…隊長、私の事嫌いですか?」
いつも私に冷たいし変な術かけて苛めるし。
「特に思い入れはない。」
嫌いじゃないって事かな?
「じゃあ、なんで付き合ってくれないんですか~?」
「面倒。」
また即答?!
「じゃあ、涼子ちゃんが頼んだら?」
「断る。」
また即答か、涼子ちゃん仲間だね!
「じゃあ、レイミちゃんなら?」
「用がないなら付き合う。」
はい、即答…
え?
「なんでレイミちゃんならいいんですか?」
「レイミは私の部下だからだ。」
なる程、部下ならいいのか。
「じゃ、私を部下にして下さい。」
「拒否する。」
む~。
そういえばなんでレイミちゃんは
「なんでレイミちゃんは部下になったんですか?」
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