プロローグ

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世界は戦火に呑まれていた。 内戦、侵略、巨大モンスターの大量発生。 人々は絶望していた。 そして望んだ。幾度となく世界を救って来た英雄達の再来を… それは突如現れた。世界各国に英雄達が続々と誕生した。 英雄達は国を平定し世界を安定させた。 だが戦争は終わらない… 英雄はある者は人知れず消え。 ある者は国を守り。 ある者は王となった。 世界に数百とある国の一つバルデス王国。 この国には六人の英雄がいた。 そんな国に少年はいた。 齢七才で戦場に放り込まれた少年はがむしゃらに生きた。 仲間に助けられながら少年は生きてきた… 何時しか少年は英雄と呼ばれ近隣諸国からバルデスの七人の英雄と呼ばれる様になる。 黒髪に黒一色の服装を好む少年は幾つもの国を仲間と共に滅ぼした。 その姿からか… 少年の能力からか… 人々は少年を[悪夢]と呼んだ。 月日は流れ少年は14才になった。
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