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我が家を後にして、犯罪級の日光を全身で受け止めながら、凛李さんに本日の目的地を問う。
「それで、水着って何処に買いに行くんですか?」
「うーん‥‥‥デパートでいいんじゃないか?」
さすがデパート。
なんでも揃う万能型。
「デパートなら駅前ですね」
「そうだな‥‥‥あぁ暑い」
「ですね、年々温度が上がってる気がします」
「暑い暑い」
なんて会話しながら着ているシャツをパタパタとして涼んでる凛李さん。
ここで問題が1つ。
今日凛李さんが着ているシャツは結構襟元が広い感じでして。
こう涼んでると際どい所まで見えちゃう訳です。
「‥‥‥ごく」
自然に生唾を飲んで、凛李さんの胸元を凝視する。
谷間が・・・げふんげふん。
悲しいかな、これが男の性なんです。
俺だけじゃないよね? そうだよね?
「‥‥‥変態」
「ぐはっ!」
まぁ、こんな事を続けてると、直ぐに凛李さんに気づかれまして。
意地悪い笑みを向けられちゃいます。
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