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「‥‥‥うん!」
これに決めた!
「ブラックブラック、男は黙ってブラック!」
黒い無地の海パンを持ってレジへ向かう。
「3200円になります」
店員さんに袋に入れて貰って、代金を払って凛李さんの所へ。
「凛李さん‥‥‥ってあれ」
先ほどの場所に戻っても凛李さんの姿が無い。
まさかの迷子? 少しパニックになりながらも周りを見渡す。
「‥‥‥剣都」
「凛李さん?」
更衣室から声が聞こえてきたような。
更衣室の前まで歩いてみる。
「凛李さんいるんですか?」
「うん。試着してるから待っててくれ」
「了解です」
凛李さんがいる場所も分かったし、迷子じゃなくて良かった。
「‥‥‥」
袋を持ちながらボーッと突っ立ちながら凛李さんの事を待つ。
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