4人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
【プロローグ】
「人生の選択肢は
いっぱいいっぱいあるけど
いつだって自分の選ばなきゃ
いけない道は一つしかないんだよ」
「ふーん。そーなんだ」
いつだっけかな
僕がまだ幼かった時の記憶。
誰かがそう言っていた
今の僕ならこう言うかな?
「なにそれ?」
「そんなの当たり前じゃん」
───と。
その時の僕は
そう言われた時
深く考えなかった
そうなんだと
言っていた。
でも──
いつかもしその時が
自分で選ばなきゃならない時がきたら
僕はどうするのだろうか─────
.
最初のコメントを投稿しよう!