第1章

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何かを考えようとした時、不意に声を掛けられて、事項は停止した。 「おはよー」 声を掛けてきたのは春だった 「うーす、珍しく遅いな?」 「寝坊だよ、急ごうぜ」 おうっと言ってから二人でダッシュした お陰で学校へは余裕で間に合った。 教室に入ると光と朱希は既に二人で話していた 「「おはよー」」 「二人で登校とは珍しきかな」 「寝坊だってよ」 「珍しいですわね、春くんにしては」 「そりゃ俺だって寝坊くらいするわ」 朱希は人をからかう時には江戸時代風になり、光は本物のマジでガチなお嬢様。春と俺は、まぁ普通だ。 雑談をしていると先生が入ってきた。
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