プロローグ

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ドタドタドタ 「父上!!!」 まだ風に涼しさが残る四月。 「どうした。」 桜もそろそろだろうか。 「またあのお話聞かせてよ!」 和室の窓を全開にして俺は日にあたっていた。 「またか。」 今年小学生になった息子がまた俺の昔話を聞かせてとせがんでくる。 「いいでしょ!」 しょうがない、今日も話すとするか。 「そうだな…」
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