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メカに強いアツと力持ちのカメは絶妙なコンビネーションでせっせと宇宙船を修理していく。
その横でヒロはどうしていいかわからず、おろおろしている。
一方、宇宙船の部品を運び終わり、疲れて休んでいるミキとクレア。
ベレッタはただ一人黙って星を見つめている。
「・・・そういえば、ピンクは?」
ベレッタはピンクが働いていない事に気がついた。
辺りを見回すとゴミの影に隠れてピンクが居眠りをしていた。
「ピンク起きろ!」
「うぅ~ん・・・面倒くさい」
「この怠け者!」
ベレッタはパシッとピンクの頭を軽く叩いた。
「なにすんだよ!」
ベレッタはピンクに向かって不敵な笑みを浮かべた。
その光景を見ていたアツとカメは、いつもの事と呆れていた。
そう、真面目なベレッタと楽天的なピンクは相性が悪く、いつも喧嘩は絶えなかった。
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