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宝探し
ベレッタの一言は再び迷子達の表情を明るくした。
冥王星は他の星の奴等がゴミを捨てに来る惑星。
ならば宝を隠す場所としても最適である。
ベレッタの頭の中のパズルがスラスラと解けていった。
もし自分が宝を隠すなら・・・
そこまで考えたら既に体が勝手に動いていた。
漆黒のダイヤモンドの様な瞳の少年は自分が推理した仮説の場所へと走った。
他の迷子達は期待と少しの不安を胸にベレッタを追いかけた。
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