第一話「神様」

13/14
前へ
/29ページ
次へ
出すことが出来る。ヤマト君は魔法を知らないから、自分がイージしたオリジナルの魔法を作る事が出来るよ」 「大和お前勇者やる俺より最強じゃね?」 「だからこそ勇者のパートナーにふさわしいとおもっってブラックドラゴンにしたんだ。『クレイドル』では十六歳で成人だが、君たち『地球』の人間はまだ子供だから出来るだけ安全に旅をしてもらうためにも、このような結果になったのだよ」 この金ピカ男、考えてるのか考えてないのかよく解らない。 「次に君たちが向かう方向は『帝国エレクト』から西の方角に向かうんだ。その方向にラーグ大陸がある、その間にギルドに登録した方がいい。君たちが寝ている間に『クレイドル』言葉を話せたり、読み書き出来るように魔法かけたから。簡単に名前と種族、得意な武器や魔法を書類に書いて簡単な技を披露すれば簡単に登録できるよ。ギルドによって証が異なる。。魔法は、攻撃系の魔法だとさっき話したドラゴンのそれぞれの属性、神官や神子達が得意としている浄化魔法、あと治癒や結界魔法、魔族のみが呪いや攻撃力が高い『闇』の属性、セイヤ君勇者にしか使えない浄化や攻撃力が高い『光』の属性がある。『闇』の魔法には気をつけて。呪いは『光』属性のセイヤ君やドラゴンのヤマト君には効果がないから安心して。ちなみにお金は『ガルド』だ。さて説明はこれ位にしてそろそろ準備をしてもらうよ。まずセイヤ君の服装を変えよう」 パチン! ポンッ! 金ピカ男が指を鳴らすと『ポンッ!』という音と共に煙りがあがり煙が腫れると、茶色革のズボンにベルトの左腰のあたり丸い筒のような物がある。膝したまである黒いブーツ、黒い布の長袖のシャツに、襟と肩から袖にかけて黒い線が入った白いロングコートをきた聖夜がたっていた。 「おぉぉぉぉお!」 「結構似合ってんじゃん」 「サンキュー大和!」 「あとこの袋には魔法をかけていっぱい入る用にしたよ。野宿のために必要なものや、ヤマト君は大丈夫だけど、セイヤ君はいくら強くなっても人間族だから寒いところでの厚手のコートやズボンを入れておいた。あとは10日分の食料とセイヤ君とヤマト君の寝間着や着替えや下着類。ヤマト君は僕が見立てた服を着て人型なるから裸になることはよ、安心してね。さすがに十七歳の男の子にそれはショックだからね」 俺はそれを聞いて安心した。 「それじゃ『大神子』が作った道を出すよ」
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加