62人が本棚に入れています
本棚に追加
こんな良い女が二人で歩いてるなんて様に成らない
そして南の繁華街に勤める事に成った
今度は、高級クラブだ、客は持ってなくても良いと言う条件で入店した、宗右ェ門町ブルースで、おなじみの街だ、水をえた魚の様に、私と由美はこの街で泳ぎ出した
何となく、大阪の街が一番似合って居る様な気がする
東京弁の私達は、珍しがられる様に人気が昇って来た、恋もしました、夢も見た、楽しく働いているせいかあっと言う間の二、三年は経って行った
この頃麗奈は一度大阪に来た、しかし、もう少ししたら東京に戻るからと言ってやっと帰した
すると、その後すぐに東京に出て来てしまった、四谷三丁目に部屋を借りて、赤坂の店に働きに行っていた、三丁目って言ったら、新宿御苑の近くだ
麗奈も大人になった、そんな事が一人でも、出来る様に成ったんだから、どうして東京が良いのかな、一度都会に出ると仲々田舎に引っ込むのも出来ないものか…
麗奈には、近い中に帰るから、気を付けて頑張って居なさいと、言ったけど、本当に危っかしい娘だからだ、そんな話をしている時に、由美の携帯が鳴った
「ハイッ、エッどちら様」
「北村です、覚えて居ますか?」
最初のコメントを投稿しよう!