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「ああ、仙台の…」
「ハイ、そうですその節はどうも…」
「お姉ちゃん、北村からよ」
「上手く合わせて置けば」
「いや、私は何回も電話したんですよ」
「済みません、ちょっと事故がありまして…」
「ああ、そうですか、元気な様子で何よりです」
「今どちらに居るんですか?」
「東京に居ます」
「ああ、そのまま、まだ東京に居るんですか」
「そうです、その中に仙台の方に遊びに行きますよ、その時は宜しくお願いします」
「待ってます、自分が案内しますから、それに今度の電話は、これですから登録して置いて下さい」
「ハイ、解りました」
と切った
「お姉ちゃん、もう出て来たんだ彼奴」
「まったく、他人が入ってると早いものね、じゃそろそろ、実行に移りましょうかね」
まあ考える時間もない程に、まあ毎日電話が来る、うるさい!って切ってやりたいぐらいに一日二度は掛かって来る
さあ、引き揚げだ、いよいよ東京に帰る日が来た
取り合えずは、狭いけど部屋を捜すまで、麗奈の部屋で良い…
そして、私と由美は東京駅に着いた、麗奈が嬉し泣きに泣いている、まったく可愛い娘だ三人は久し振り勢揃いした
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