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「ハイ、楽しみに待ってます」
て切った
「彼奴、その気に成ってる」
と、何んだか由美が敵討ちをする様に張り切っている、麗奈は、この件には絶対に入れたくないけど、麗奈が私も一緒にと言って聞かないから、仕方ないから車の手配と運転を任せる事にした
さあ、もうすぐだ、あの憎い智彦の奴、お姉ちゃんおばちゃん、私がきっちり敵討ちして見せるから!
そして土曜日はすぐに来た、東京駅に迎えに行った
駅の地下で食事をして、喫茶店でお茶を飲んだ
「こちらに、何日お泊りに成るんですか?」
「由美さんさえ良かったら、二、三日でも良いんですが」
「ええ、私は土、日は大丈夫です」
「本当ですか、じゃ二日泊って行きます」
この男、私が少しは惚れていると思い込んでいる様だ、それもそうか、私がその様にしむけているからだ
夕方もあまり早過ぎる
「じゃ、六本木辺りを案内しましょうかと、六本木に連れて行った、この男、もう自分の女になった様な扱い方や喋り方をしている、段々乗って来たぞ
「北村さんで何歳何んですか?」
「ええ、今ですか、43歳です」
この野郎、五歳もさばを読んでいるお姉ちゃんが16歳の時同棲したその時、この男は25歳だった
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