62人が本棚に入れています
本棚に追加
第十五章…最後の勝負
私の胸は高鳴っている、北村は変な意味で興奮している
「ワアー、綺麗な部屋ですね」
「それ程でも、さあ座って下さい」
とソファーに座らせる、そしてウィスキーの水割りを出した
「由美さんは飲まないの」
「ええ、私はもう一杯なの…だからその分も飲んで下さい」
「ありがとう、今夜ここに泊まっても良いのかな」
「北村さん真面目そうだから、良いはよ」
「じゃ、俺の彼女になってくれるって事」
「まあ、そうね私の彼氏にしても良いかなって思ってるの」
「そうか、良かった、これで俺の人生もやっと花が開くよ…」
嘘ばかり言うなよ、この野郎
「由美さん、こっちに座れば」
危いぞ、危いぞ
「ええ、後でね、まだ時間もあるから一杯飲んで下さい」
早く酔ってくれないと困る、お姉ちゃんにはメールを送ってある、もう下に来ている筈だ
「ねえ、由美さん」
と抱き付きそうに成った
「待って、お風呂に入ってからにしょう」
「あっ、そうだね」
「じゃ、お風呂見て来るから、調度良いから北村さん先に入って」
「北村じゃなくて、智彦と呼んでよ」
「解ったは、今度からそう呼ぶは」
最初のコメントを投稿しよう!