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そしてやっと敵討ちが出来た…
その安堵感が込み上げて来る…
「由美ごめんね、こんな手伝い迄させて」
と思わず涙がこぼれて来た
「何よお姉ちゃん水くさいはよ、大丈夫だから」
「ありがとう」
と抱きしめた
由美の顔にも目的を達成した、安堵の色が浮かんでいた
麗奈がカンビールを手渡した
「ごめんね麗奈迷惑掛けて」
「何言ってるのお姉ちゃん、三人は姉妹じゃないの」
この言葉に三人は声を立てて泣いた
私はこの時、我に返って、あ~あ大変な件をしてしまった…!
私一人の為に、この二人を引きずり込んで、何んて言っていいのか…私はこれから、この娘達二人にどうして、この借りを返して行けば良いのか、これに勝る事何んて絶対ない、どんなつぐないをして行ったら良いのか…?ともめどなく流れ出る涙……
「お姉ちゃん、今夜の中に運び出しちゃおう」
そうだこんな事をしてはいられない
麗奈は100円パーキングに、借りて来た車を取りに行った…
風呂場に戻ってバスタオルで水分を拭き取りキャンバス地の旅行ケースにやっと詰め込んだ、部屋の中に脱がされた、洋服と靴は別な袋に押し込んだ
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