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まあ、ここまで来たら、罪を認め、早く刑に服し、早く出所して、もう一度最初から、出直す事を、心掛けて生きて行くより仕方の無い事だ…
それにしても、由美と麗奈には、本当に可哀想な事をしてしまった
何と言って詫びたら良いのかも解らない…
さあ、明日は又、恐い検察庁に行く日だ、すると
「ハイ、面会です」
「ええ、誰に、誰…」
「白沢」
「ええ、私…私じゃないでしょ」
「いえ、貴方ですよ」
「ええ、私に、…誰に私に」
「とにかく外に出て下さい」
と言われて、居房から出る
「私に面会ですか?」
「白沢早苗さんって方です」
「ええ、白沢早苗、ええ、解らない」
「母って書いてあります」
「ええ、母って書いてあるんですか?」
私に、面会何んて来る人は居ない、それに面会人名簿に母って書いてある?一体誰何んだろう
「きっと誰かの間違いですよ」
と言いながら面会場の方へ歩き出した
面会室の前に立った、婦刑の人が、小さな覗き窓から中を見る様に言われた、中を覗くと一人の年老いた、女性がオドオドした様子で小さな椅子に座っていた
「解りますか?」
「知りません」
と言うと、刑務官は
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