第1章 変わる世界

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ミユキ 「カズマ…また、喧嘩したの?」 振り返ると幼なじみの『美雪』が俺を睨みつけていた。 ミユキ 「あんたって奴は、どうして喧嘩ばっかりなのよ!」 「うるせぇ…」 ミユキ 「ちょっと!聞いてるの?」 美雪を無視して進もうとすると、美雪は俺の服を引っ張り引き止め説教を始めた。 ミユキ 「昔は、喧嘩なんてしなかったのにどうしてこうなっちゃったのよ?」 「うるせぇよ…」 ミユキ 「ちょっと聞いてるの?」 「あいつらが俺より弱かったし、気に入らなかった…それだけだろ…」 泣き出しそうな美雪と話をする事が嫌になった俺は、美雪を残しその場を後にした。 思い返せばコレが俺に取って最大の間違いだった。
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