エンドレスメイドターン

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ルールは簡単だ、今からこの城の地下にあるシェルの秘密の部屋に忍び込み、これは恥ずかしいッて思う物を持ってくる。 楽勝と思うかも知れないがとんでもない、もしギルドの依頼にこれがあるなら間違えなくSランクだ。 今までシェルの秘密の部屋に辿り着いた者は誰もいない、だからよほど人に見られてはいけない恥ずかしい物が隠してあるに違いない。 だが命懸けだ… 無数の罠、謎の怪物、それらが行く手を阻む。 まさに難攻不落の要塞なのだ。 「ビビってるのか?セシル。膝が笑ってるぜ」 「クソムシさんこそビタミンウォーターを飲む前のも○みちみたな顔になってるです」 よくわからんが酷い顔と言っているのだろう。 鏡を見ると何時もの自分がいた。 鬱だ、死のう。 「なに落ち込んでるです、ビタミンウォーターあげるから元気だすです」 何かの液体を手渡された、飲んでみる。 (`・ω・´)シャキーン 「ダメだ腐ってる…まだ早過ぎたんだです…」 悔しいのぉ…、悔しいのぉ… 始まる前に致命的なダメージを負った白夜、そして 「よーい、ドンッです」 アァーーッ 声にならない声が響く。 おわかり頂けただろうか… こいつ俺のキャン玉蹴り上げて先にスタートしおった。 この怨み…晴さずにおくべきか… 「まてぇーいッおんどらぁー」 こうして長い闘いが幕を切った。
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