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「お前も行くんだろ？正直一人だと死んでしまう」
「ごめんなさい、私これから大切な用事がありますの」
「そうか…じゃあ～セシル一緒に付いて来てくれ」
ソファーで純愛少女漫画を読みながらニヤニヤしているシェルに声をかける。
「パスです、今貞子の応援で大変忙しいです、一人で行って一人で死んでください…この想い、君に届けです」
訳がわからん、とりあえず漫画＞俺なのはよくわかった。
前章の言葉は嘘だったのか？
一人で行くしかないか…
ふと後ろから視線を感じて振り返るとノイが立っていた。
「…。」
「…。」
「あのさ、もしよかったら一緒に付いて来てくれないか？」
「…。」
「…。」
ｺｸﾝ。
なんだ？今の間は
もしかして何か用事があったのか？
「ノイ、用事があるなら別に無理しなくていいぞ」
「…別にない。」
そうか、流石よいこ、何時でも俺の味方だ。
そして準備を軽く済ませ俺とノイは町向かった。
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