節分の思い出

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今日は俗に言う節分という日なのですけれども。 そうです、鬼と勝手に役振りされた哀れな人たちが、ここぞとばかりに豆をぶつけられる可哀そうな日ですね。 豆を投げる子供のうれしそうな表情といったら、もう。 ドSでしかない。 無邪気な残酷さが垣間見え、大人は少し脅える日ですね。 節分といえば、こっちは落花生を投げるわけです。 小学校なんかでも、クラスで豆まきやってました。 響き渡る悲鳴、怒号、飛び散る落花生・・・(ホラー調に書いてみました) 初めは投げる方も投げられる方もやんわりムードなのに、ヒートアップしてくるととんでもないことになる。 投げる方は「甲子園目指してんの?」と言いたくなるような剛速球(剛速豆?)投げやがるし。 投げられる方は尋常じゃない痛さにマジ切れだし。 終わったころには教室が豆の残骸だらけ。 掃除がすんごい大変になる。 しかも驚くことに、「どうしてこんなところに?」ってとこからひょっこり出てくる。 数ヵ月後、すっかり干からびて見る影もない落花生が、とんでもないところから発見されたりもします。
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