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ふわふわした気分で、思考が遮断される。 時間の感覚が分からなくなり、駿君に身を委ねていたが漸く解放されて、駿君を仰ぎ見ると色気が充満した顔で私を見ながら笑った。 「ねぇ、美佳子さん。今度、一緒に出掛けませんか?」 「四人で?」 私が無意識に気に入らない顔でもしたのだろうか?駿君は私の頭をソッと撫でた。 「美佳子さんって可愛くて、察しが良いね。」 「なんなの、それ。」 褒められているというより、からかわれているとしか思えない。 年下のくせに私を子供みたいに扱って… この間、駿君の前で感情を爆発して吐露した事で、駿君の態度が少し変わった。 遠慮がなくなったというか、自然な態度になったというか。 時々、ムッとくることもあるけど何だかんだ言ってもこの関係が居心地が良いと思う自分がいる。
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